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2階部分の屋根。
太陽光パネルが取り外され、
架台の下に隠れていた屋根の状態が露わになった。


平屋部分に比べると、基材が広範囲に侵されている。


屋根に苔が付着すると見た目が悪くなるだけでなく、
基材を傷め、表面の模様が破壊される。
内部に雨水が浸入し、ひび割れを引き起こす。
前回の塗装工事の際には
太陽光パネルの脱着がされなかった。
このため、周囲と色が異なっている。


太陽光パネルの配線工事がされている。
架台を支える部品をよく見ると、
ビスがシーリングで覆われているのが判る。
接続部分の施工が雑だと、雨漏りの原因になる。


上から平屋部分の屋根を見下ろした。
各パーツの中央部分がかなり色褪せている。


画面左には2つの缶が見える。
下の缶は顔料、上の缶は硬化剤。
この塗料は油性で、2液式である。
塗装する直前に指定された比率で混合して使う。
画面中央に見えるのが「シーラー」。
下塗り用として使う。
右側にあるのが「シンナー」。
塗料を塗りやすくする目的で僅かな量を添加する。


「高圧洗浄」→「下塗り」→「中塗り」→「クラック補修」→「上塗り」→「縁切り」
の順に施工された。
「高圧洗浄」→「下塗り」→「中塗り」→「クラック補修」→「上塗り」→「縁切り」
の順に施工された。
「高圧洗浄」→「下塗り」→「中塗り」
→「クラック補修」→「上塗り」→「縁切り」
の順に施工された。
単価の安い塗料を検討しても良いのは以下の場合である。
1.ソーラーパネルが設置されておらず、
今後取り付ける予定がない。
2.スケジュールの関係上、
次回の塗装までの繋ぎとする。
上記に当てはまらない場合、
予算の許す限り耐用年数の長い塗料を選ぶのが無難。
ソーラーパネルが設置されている場合、
真下の屋根には紫外線が当たらないため色褪せが起きにくいが、
防水機能は低下していく。
パネルを外さずにカバー工法を勧めてくる業者もあるが、
それをやってしまうと雨漏りの原因になる場合がある。


ソーラーパネルが乗せられれば、この部分は見えなくなる。
こういう所までちゃんと施工してくれるのが良い業者。


基材が侵されたことにより破壊された模様は、塗装しても直らない。


塗られていない所があるが、黙って見るだけにしておいた。


これは素材配布サイトから取得した画像である。
サイト名:photoAC
取得日時:2025/08/07 07:47
投稿者ニックネーム:tomasa
左の家屋の外壁は淡いピンク色であるが、彩度が低い。
屋根は濁った赤色である。
2つの色を比べてみると、
「色合い」が類似していることに気づく。
右の家屋の外壁は濁ったクリーム色であるが、
屋根を濃い灰色にすることにより、
バランスをとっている。
いずれの家屋も
屋根が道路から容易に見えるため、
色の選択を間違えると不自然な印象になりやすい。
カラーサンプルを見てみると、
似たような色が複数あってわかりにくい。
例:「トリノブラウン」と「ダークチョコレート」
ネット上の画像を参照すると効果的。
(屋根だけでなく、外壁の色も見ることが重要)


コーヒーブラウンが最適だったのか自信が持てない。
色の選択は意外と難しいものだ。
今回使用された塗料は光沢があるため、
日の当たり具合によって印象が違ってくる。
左側の外壁には樹脂サイディングが重ね張りされている。
窯業系サイディングと同様、光沢がない。




「縁切り」がされているので、
タスペーサーは取り付けられていない。


屋根の色が太陽光パネルと類似しているため、目立ちにくい。
外壁との相性も悪くない。
この記事は2025年9月4日に新規作成したものです。
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